センター便り 2011年12月

11月26日(土)に当センターが主宰します第32回公開講座―自分の病気を知ろう―を東京女子医大弥生講堂で開催いたしました。小春日和の穏やかな土曜の午後でしたが、300名を超える皆様にご参加いただき、大変盛況でした。
今回は関節リウマチを中心とした講演と療養相談を行いました。講演では関節リウマチの薬物療法の最新情報とリウマチで変形した手指に対する手術をとりあげ、理学療法士と作業療法士によるリハビリ指導も行われました。その後の療養相談では医師やコメディカルスタッフに加えて実際に手術や生物学的製剤を経験された患者さんたちを囲んでいくつもの輪ができ、患者さんたちが日頃外来では聞けないような情報を交換し合いました。とてもいい雰囲気で、なかなか終了できなかったのですが、ご協力いただいた患者さん8名に感謝状をお送りし、閉会とさせていただきました。
日常診療では多くの患者さんに対応するために診察時間も限られていて、病気や治療の全体的なお話をすることはなかなかできません。また患者さんたちが情報を交換する場もなかなか持てません。当センターではそのような問題を少しでも解消することになればと年に2回、このような公開講座を開催して来ました。今回で32回目、もう16年になります。患者さんご自身のほかにも、ご家族の方々も多くご参加いただいております。今回参加された方々の約半数が初めて参加された方でしたが、もう20回以上参加しているというリピーターもおられ、ご自身の病状に関しての知識を増やしていただいております。
来年(2012年)も6月2日(土)と12月1日(土)の午後に公開講座を開催する予定です。詳細は近づきましたらご紹介させていただきますが、当センターにて治療を受けられている方々でなくても自由に参加していただいておりますので、是非ともご参加ください。
今年も早や12月を迎えました。何かと気忙しい時期ですが、皆様も体調に十分ご留意頂きますようお願いいたします。

2011年12月1日
膠原病リウマチ痛風センター 所長 山中 寿